韓国書籍紹介など

読書ノートなど。翻訳もこつこつ出版していきたい。

急に訳したもので、誤訳可能性あります。速報形式で「済州道民日報」のウェブサイトに報道された記事の文字部分のみを翻訳します。写真はリンクを参照してください(写真多数)。このカッコ〔〕内は、訳者。
http://www.jejudomin.co.kr/news/articleView.html?idxno=58333

2015年1月31日15時32分に入力された記事です。以下翻訳。



<4報>カンジョン村、軍官舎建設のための代執行 負傷者続出 人権委員会、落胆の声




用役〔雇われて暴力的に運動をつぶす人々〕の強制撤去強行に人権委員会関係者「やめろ、時間をもって待ってくれ」


1月31日午後3時現在、負傷者6名病院移送、やぐら中心に対置8時間目


済州島西帰浦市のカンジョン海軍基地の軍官舎建設のための行政代執行が物理的な衝突を引き起こしている。2時間あまりの小康状態をみせた軍当局は、ふたたび座り込み現場の強制撤去を試みている。


海軍の要請によって陸地〔韓国の朝鮮半島部分、つまり非済州島〕から来た用役100名あまりは、31日午後1時10分ごろ、軍官舎建設現場の前をふさいでいる座り込みテントとやぐらを撤去するために作業を開始した。


用役たちは3人1組になり、座り込みテントを取り囲んでいるカンジョンの住民や活動家の手足をつかんで現場の外へ引き出している。


何名かの住民は外へ引きずりだされるや一瞬抵抗の声がより強まった。100名あまりの住民と活動家たちは、おたがいにスクラムを組み、人間の帯〔人間の鎖?密集?〕をなし、「海軍基地 決死反対」と叫んだ。


住民と活動家たちが用役たちの活動をやめさせるために一方向へ押し寄せた隙をついて、別の用役たちは木材と鉄条網を片付けはじめた。


これを防ぐための体のぶつかりと衝突が起こり、鋭い鉄条網などによって負傷者たちが続出した。


用役の足に踏まれた手をふまれた40台の男性が苦痛を訴えたりもし、ビラを利用して鉄条網撤去作業をしていたある用役男性は、これを防ごうとしたヤンユンモ映画評論家を捕まえ、地面に投げつけもした。


倒れたヤン評論家は平和活動家たちを大きな声で呼び、「用役が暴力を誘導しているが揺らがされてはならない」といい「平和的方法に村を守ろう」と訴えた。


人権侵害を把握するためにカンジョン村を訪れた国家人権委員会は、この状況を見て、「やめろ、時間をもって待ってくれ」と用役を制止したりもした。


午後3時までカンジョン海軍官舎行政代執行現場では、病院に移送された負傷者はあわせて6名だ。このうち住民と活動家が3名、用役が3名であると知らされた。


また、住民と活動家など2名が行政代執行の過程で、西帰浦警察署に連行されたことも確認された。


軍当局は、現在1000余名の人員を動員して、チョギョンチョル村会長など5名が上ったやぐらと、ムンジョンヒョン神父などが座り込んでいる点とに侵入するための空間を確保している。


記事は続きます〔原文ママ〕。